不和
I Saw The Light
Something good or bad



 屡々私は無意識に失敗する。
 屡々私は無意識に目的を達成する。
 私は儘ならぬ為に、誰かを不快することもある。

「あー不愉快だ!」
 六月八日の朝、ベッドサイドには顰めっ面の伸が居た。
「…済まない」
 間の悪いことに征士は、今年誕生日を目前に季節外れの風邪をひいた。夏風邪は長引くと一般に言われるが、突然の高熱、咳に掠れ声の現状を見ると、確かにすぐには回復しそうもなかった。
 そして何故こんな時にと、伸の腑は地獄の釜の如く煮えくり返っている。何故なら玄関の脇には、荷物を纒めたキャリーバッグがふたつ、そのまま持ち出せるよう、荷物を整えた状態で並んでいるではないか。
 そう、今年は暦の巡りが良く、八日と九日が休日になるのを見て、四月に小旅行の予約を入れていたのだ。しかし、
「丁度土日だし、今年は何処か遠出しようって、君が言うから宿泊の予約も取ったのに!。家では特に何も用意して無いんだよ!」
 おわかりだろうが、征士の外出不能で予定は水泡に帰した。
 昨夜眠りに就くまで、計画通り出掛けるつもりだった伸の気持は、まだまだとても収まりそうにない。始めから自宅で過ごす予定なら、例年通り特別な食事やプレゼントを考え、例え風邪をひこうと、何らか特別な一日の演出ができた。と、彼は悔しく拳を握り締めている。
 さすがに、万一の時の第二案までは用意していなかった。
「いいんだ。これでは旨いも不味いも判らん」
 せめて伸が、自らを責めぬよう征士は言ったが、
「当日じゃキャンセルもできない。とんだ散財だ。何でこんな時に風邪なんかひいてんだよ!?」
「面目ない」
「腹立つー…」
 そう呟きながら上掛けに伏し、表情を見せようとしない伸の苦悩は、何を以っても当面救えないだろう。征士はそう理解し見守るしかなかった。
 注意を払えど、感染症には罹ってしまうこともあるが、元より喉に弱点のある征士は、特別な日の為に細心の努力をすべきだった。
 のだろうか?。征士が悪いだろうか?
 否、伸の怒りは彼には向いていなかった。明らかに非のある相手なら、伸は顔を上げて怒鳴る筈だ。昨日までの征士は、普段通り仕事熱心ではあったが、繁忙期と言える時期ほど、疲労の色は見えなかったのだ。
 梅雨寒が悪い?、風邪をひかせた会社が悪い?、ウィルスを持ち込んだ誰かが悪い?、季節外れに元気なウィルスが悪い?。不確定なそれらを恨んで何になる。
 では、不測の事態に備えない伸が悪い?、予定通り過ごせると疑わなかった伸が悪い?。その理屈で責められては、人と言う半端な知能の生物には酷だろう。
 結局、遣り場の無い怒りを何処に落ち着けるか、伸の心の中の問題だった。
「自己管理がなってなかった。悪かったよ」
「煩い。もう喋るな」
 ほら、征士が進んで謝ろうとも、伸は納得しないのだ。どころか絞り出される掠れ声を制し、征士の状況に配慮しているほどだ。目先の感情に任せ、ぶっきら棒な口調に化してはいるが、伸の態度が解らぬ征士ではなかった。
 勿論当初から知っていた訳ではない。

 間の悪い休日。間の抜けた沈黙。
 どちらにしても、特別な連休を楽しみに待つ意識は同じだった。生活上、特にいい加減だったつもりも無く、ただ不運が舞い降りたとしか言えない今。
 人生にはそんな時もあるのだろう、と、ふたりは無音の空気に漂いながら、意識を交換しているようでもあった。
『何もできない』
『何もできない』
 ここまでの大惨事でなくとも、好意を向けてくれる人の約束を守れなかった、胸苦しさは長く尾を引くものだ。次の機会は無いんじゃないか、信用を失ったんじゃないか、嫌われたんじゃないかと、意識しなくとも心は強迫的に感じる。
 誰も、他者への認証欲求からは逃れられない。それが僅かな理解者であれば尚の事。つまり伸は事態に怒っているが、深手を負ったのは征士の方である。
 天井を眺めるばかりで過ぎる、一秒毎の彼の意識には、申し訳ない、済みません、御免なさい、不徳の致すところであります、と、謝罪の言葉ばかり浮かんで消えた。B型の人間は傷付かない、などとしばしば耳にするがそんなことはない。
 寧ろ相手に合わせられず、自ら傷付くことも多いのだ。伴侶でも、家族でも、誰でも、儘ならぬ己を認めてくれる稀少な人には、馬鹿正直に誠実であろうとしている。
 そして、そんな胸中を察せぬ伸ではなかった。
 勿論当初から知っていた訳ではない。



 その時、視界に広がる天井のスクリーンに、征士はふと昔のある場面を再生していた。



 外の世界はさぞ暑かろう、窓の日差しが物語っている。
 カーテン越しに模様となりながら、陽光は金剛石の如く瞬き、真夏の神の力と気高さを見せ付けている。
 八月、五人の少年達が柳生邸に集められ、二週間ほど経過した頃だった。ダイニングテーブルを中心に、彼等は日中、屋敷の大広間で過ごすことが多かったが、その条件のために、既に何度も問題が起きていた。
「誰だよ!、食べたお皿そのままにしてるのはー!」
「・・・・・・・・」
 その日も、午後三時を前に伸の怒号が飛んでいた。二週間の内に度々怒られる面子は、気まずい空気にぐっと息を飲む。
「洗わなくていいから流しに置いとけって、ナスティに言われただろ!」
 伸の続ける通り、家主のナスティの注文である。居候達が最低限守るべきルールだった。
 そう、何故度々この問題が起きるのか。それは大広間が兼ダイニングルームであり、彼等は常にそこで飲食するからだ。話や遊びに盛り上がる内に、つい食器を片付けるのが遅くなる。常に伸のように、生活に気の行き届く者は少ない。
 丁度、その伸の傍には遼が立っていた。傍に居た為にご愁傷様だが、彼は蛇に睨まれた蛙のように、身を固くして視線を受けている。相手の尋ねたいことは判っているが、こんな時の威圧的な気は苦手だった。
「お、俺じゃない…」
 ただ身の潔白を話せば良いのだが、何故だか遼は怯えながら返した。僅か二週間では、適当に躱す術など知りようもなく、真正直な我が大将は昔も今も憎めない。故に彼は信用の置ける存在だと、誰もが認めるようになって行く。
 なので伸はすぐ、
「じゃああとの三人の誰かな、遼は知ってる?」
 彼を除外して犯人探しを始めた。確かに、こんな詰まらぬ嘘を吐く遼ではない。
「いや…、俺、ついさっきまでここに居なかったし…」
「ふーん?。じゃあ僕ら以外はみんな居たんだ?」
「・・・・・・・・」
 ただ伸の行う尋問は、大概に於いて見当が付いており、自らの反省と謝罪を強要するようだった。事実を知らぬ遼に罪は無いが、日に日に語気を強めて行く伸の物言いは、一種の暴力のようにも感じられて来た。
 だから遼は怖がっている。そして同様に、この空気に耐えられぬ約一名が、自ら手を挙げ元気に謝った。
「わかった!わかった!、俺だ!、すぐ片付けるっ!」
 秀はと言うと、このように引く時は潔く引く性格だ。頑固なようで人付き合いには、何を優先するか間違えない奴だと、伸にもぼんやり見えて来たところだ。
「そ。どうせ君と当麻だと思ったよ」
「ははは!」
 苦笑いも明るく、秀は両手に全ての食器を抱え、仁王立ちする伸の前からそそくさと離れた。言い訳の前に片付ける事が何より肝要だ。不衛生でもあり、何より伸の怒りが早く収まるだろう。しかし、
「はぁ〜あ」
「はは…」
 聞こえる程大きな溜息を吐く遼の後ろで、一度笑いかけた、気の抜けた当麻の表情が止まる。理屈に合わぬ事が起きると、謎を解消しようと彼は追及を始める。はて今の場面の何に、理論的不快が存在しただろうか。
 謝ってしまった秀は、もう罪の意識を深く感じていないようだ。鼻から関係ない遼も、嫌な空気が薄れ安堵している。征士は先程からずっと何かを読んでいて、日常茶飯的な事態は気に留めもしなかった。
 ただ一人当麻は考えている。否もう一人、彼とは違う視点で考える人物がいる。集団生活の当初、日常行動が女性っぽいと指摘すると、酷く怒った伸だが、更に少し経てば柳生邸の生活指導者として、王者のように君臨していた。
 どうも五人の中で、ほんの少し立場が違って来たようだ。恐らくナスティが生活面で、彼を信用しているせいだが、それにより多少不愉快な出来事も起きていた。
「…ちょっと待てよ」
「何さ?」
 当麻の呟きを無論、聞き逃さずに返した伸もまた、事態の成り行きに少々不満を持っていた。共犯者である当麻が動かない上、反省を見せるでもなく、理屈を捏ねて楯突こうとしている、と伸には見えたからだ。それ故、彼の口調はやや意地の悪さがあった。
「何故俺と秀だと判ったんだ、征士を疑わない理由は?」
 当麻がそう尋ねると、伸は話題を逸らしに来たと感じただろう。
「普段を見てればわかるだろ」
 彼は根拠ある理由を堂々と説明できた。
「君達と違って、三食とおやつ以外に、何か食べてることは滅多にないし」
「…まあそうか…」
 当麻には既知の筈だが、征士は元々生活態度にあまり問題が無い。実家の躾が身に付いたタイプであり、ここでの分担を決めようと言ったのも彼だ。
 そして、そんなことを今更説明させる、何処か抜けた当麻に伸はより苛立った。
「ホントにI.Q250なの当麻?」
 そう嗜められると、後には「冗談はやめろ」と返すようになるが、まだ若かった当時の彼は、明らかにムッとして更に反論し始めた。
「なら遼が捜査線上から消えた理由は?」
 刑事ドラマのように彼は言ったが、本来その質問はナンセンスだ。遼なら最初に「俺じゃない」と答えただろうに。
 ところが、当麻が引っ掛かったその点は、伸にもあまり触れて欲しくない所のようだった。そこまで硬質な態度を見せていた伸が、途端に表情を崩し始めたのだ。
 何処かニヤけながら彼の答えたことは、
「ああ、それは…言いたくないから言わない♪」
 その時、自分について話していると知り、遼が一言口を挟むも、
「え、俺が何だ?」
「別に何でもないよ、遼には関係ないこと」
 伸は悪意の無い様を示すのみで、真の事情を本人には話さなかった。遼もまたそれ以上、知りたいとは考えない質のようだ。疑わず言葉通りに信じる愚直さは、人間的な魅力ではあれど、当麻には頂けない有り様だっただろう。
 何故なら、怒られる度に観察して来た結果、伸は遼を嘘発見器に使っていると知る。
 本人が不愉快でないなら、わざわざ告げ口する必要はないが、酷く真面目な遼の信用を利用する、伸のやり方は些か裏切りのように感じる。勿論詐欺を働くなど、単純な意味での悪ではないのだが。
 そんな強かさを持つ彼の視線に、何らか悪質なものを感じ取る度、軽い失望が生じ当麻は不快に思う訳なのだ。
「…狡い、陰湿だ」
 彼が拗ねたような物言いをするのは、ほぼ伸に対してのみだった。それだけ誰か、贔屓される人物を羨んでいたのかも知れない。
「何で怒ってんの?、元はと言えば片付けないのが悪いんだろ?」
「人によって態度を使い分けるな!、伸は不公平すぎる」
「そんなこと言ったって、」
 問題児がいつも同じだからそうなる、と続く筈だったが、伸が言葉を発する前に、再び不穏を感じた遼が口を出した。
「おい、よくわからないが、俺をダシに言い争うのやめてくれないか?」
 するとキッチンから戻った秀も、
「そーだぜ、もう皿は片付けたし、ホント何怒ってんだよ?」
 珍しい様子の当麻を諭すように続けた。一部聞いていなかった彼は、何が起きたか見当が付かず、ひとまず戯けて場を和ませようとしていた。目の前の椅子に座る征士の頭を、ポンポンと軽く叩きながら、
「な、征士、」
 と、小気味好く同意を求めた。が、何故か反応がない。
「征士?」
「…は?」
 おかしな様子に、前方に回り顔を覗き込むと、漸く反応した征士だったが。
「は、じゃねぇよ、何か面白くねぇ事でもあったのか?、当麻は」
 同室の住人は何か知っているかも、と、期待して尋ねた秀に、予想外と言おうか、予想通りと言おうか、拍子抜けな返事が返って来た。
「知らん。何の話だ」
「今の会話聞いてなかったのかよ!」
「夢中で記事を読んでいて」
 真顔で答えた征士は、確かにその通りの様子だったが、間近で喧嘩のようなやり取りをする、他の仲間を意識していなかったと言う。通常身近に居る人は、嫌でも気になるものだと習慣的に思う秀は、相手の異質さに目を丸くした。
 仮にも命を預け合う集団が、同じ屋敷の同じ部屋に集いながら、全く仲間の存在を感じていないとは…
 ところがそれを咎めず、良くも悪くも征士の特徴と知り得た伸は、しょうがない奴だと笑い飛ばしていた。
「あっははは!、征士らしいよ」
 このふたりはごく早い時期に、詰まらぬ口論から、多少相手の理解が進んだ面はあるが、性格的に伸には、遥かに当麻の方が理解し易い筈だった。理論家の彼には整然とした思考があり、伸は不可解な言動に驚くこともない。
 また、ふわふわ浮ついた面のある伸も、五人の中では最も良識的で、誰をも理解しようと努める性分である。敵と認識した集団にさえ、何らかの共感を得ていたりもする。
 それなのに、何故こうなってしまう。
「・・・・・・・・」
 改めて伸の反応の仕方を見ると、当麻はより不服そうに眉を顰めた。

 その時の彼の顔を見て、瞬時に、悪いことをしたと征士は感じた。
 無論ルールを守らぬ点が、伸の心象を損ねる最大の原因だが、秀にはそこまで嫌味を言わなかった。それより良い面を尊重してくれることも多い。
 対して当麻は、馬鹿な子ほど可愛いタイプではない。つまり優れた面を褒めたところで、自分はまだまだだと言われてしまうと、場を面白く展開できない為に、伸は逆に粗探しに向いてしまうようだった。
 その不公平を訴えた、当麻はバランスを重視する性格だ。仲間内の関係性も、全てがバランス良く居られる理想を持っていただろう。そしてその点では、最も問題なのは征士だった。
 伸の例の通り、同室でよく見ている当麻は、表に見え難いだけで、征士が如何に身勝手な思考をしていたか、既に気付いていた筈だ。自身より秀より、集団に属する意味を理解していない、征士はいつか問題になると当麻は感じていた。
 伸にも感じ取れなくなかっただろう。
 なのに、彼は征士を面白そうに笑い、当麻の言動にはいつも容赦がなかった。
 何故こうなってしまうのだろう。
「不愉快だ」
 それきり剥れて黙ってしまった当麻に、
「こっちが不愉快だよ」
 売り言葉に買い言葉で返した伸。だが、言葉通り不愉快そうでありながら、その日ずっと床に着くまで、彼は当麻の姿を目で追っていた。粗くあしらって悪かった、との自省の念か、或いは決定的亀裂を生んでいないかと、心配していたのかも知れない。
 決して馬の合わない同士ではないのに、何故そうなるのだろう。
 征士も首を傾げながら彼らを見ていた。

 屡々私は無意識に失敗する。屡々私は無意識に目的を達成する。
 他人の事にまで気が回らず、それまでの過程や個々の意識を特に、私は気に留めることが無かった。何故彼らは「不愉快」と言いながら、相手に主張し続けるのか判らなかった。

 懐かしくも切ない過去の思い出。



 白い天井の反射に、隠れ所の無い真夏の白昼を見た。あの奔放な日々は、定められた運命に無心に闘いながら、無心に私欲も育てていたと、今に至り征士は己の罪深さに気付く。
「身から出た錆だ」
 静寂の内にぽつりと出た言葉を伸は、どう受け止めたのか知れない。けれども彼は、何を差し置こうと一番に訴えるだろう、今の君は病人だと。
「喋るなって言ってるだろ。辛そうな声で」
 征士の予想は間違っていなかった。その二言目を自然に貰える今に、至る経路を構築して来たからこそ、伸は悔しみつつ優しさを向けている。怒りながら咽び泣いている。正に愛憎たるひと時に征士は、事の真相をほぼ解明できていた。
 彼が集団の中で勝手にしていた事とは。
「私は当麻から、不愉快をも奪った」
「…何それ」
「盗人猛々しいとはこのことだ」
「???」
 何故ならそれもひとつの光、端的に言えば恋の予感だった。
 征士は無意識にその芽を摘んでいた。
 伸が遼の生真面目さを利用したように、征士は当麻によくよく、子供のような態度はよせと懐柔していた。家族的な距離感を掴めずにいた昔の当麻は、欠点の詰り合いに得は無いと言う、征士の指摘に幾度も頷いていた。
 しかしそれは適当な嘘だった。
 無論、当麻も何処かの時点で疑問を持っただろう。国会中継の論戦など目にしていれば、何事も静観して良いものではないと、その思考力から答を導いただろう。

 彼には悪いことをしたと思う。若しくは伸にも、と考えながら征士は薄く笑った。細く淡くとも見える、一本の光の筋を素直に追い続けた結果、あらゆる善悪を踏破していたようだと。
 世界一幸福なエゴイスト万歳。
 人は誰かを幸福にしても、不幸にしても充足を得るものだ。恐らく愛そうと憎もうと、最大のエネルギーを向けられれば心地良いのだろう。
 と、征士はより理解した。約束を反故にするつもりはなかったが、いつか見た光の数々を破壊した先に、己のみが得た充足を実感できている。アクシデントは人や社会を成長させると言う。想定外の夏風邪にも、それなりに感謝せねばなるまい…

 君の不愉快と私の不愉快はイコールではない。
 真理だが声にして言えることでもなかった。そして何も言わなくとも、伸の怒りは数日で収まると知っている。彼は極めて優しく靭やかな性格だ。
 全く、申し訳ない未来に辿り着いたものだと、征士は38度2分の熱に浮遊していた。









コメント)普通こんなタイトルだと、或いはこの曲の歌詞も、過去のいい思い出を回想するんだけど(^ ^;
わざわざ書くには普通過ぎるので、黒征士に登場してもらいましたw。いや嘘、根っから悪人じゃないのは共通認識として、罪のない悪を書いてみた。すると仲の良い人ほど丸め込まれてるような、まあそういう人ですね、マイペースは褒め言葉!
尚、回想の前半を征士は知らないので、後で話として聞いたことになってますが、自ら脚色した節があります。当麻が当時どう思っていたかは、征士の勝手な解釈ですw




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