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今回もスクウェア作品で続いてしまったけど、サガフロ2です。 そして配役も同じ人になってしまった(^ ^;。描きたい主要キャラの都合でしょうがない。 と言う訳で、征士=ギュスターヴ13世、伸=フリン、遼=ウィルです。その他の配役は、当麻=ナルセス、秀=タイラー、ナスティ=プルミエール、カユラ=ジニー、朱天=ネーベルスタン、アヌビス=ギュスターヴ14世、ナアザ=カンタール、ラジュラ=ヨハン、迦雄須=シルマール、と言う感じ。特徴あるキャラがいっぱいいるので余裕で配役できました!。 でも征士は本当は、ギュス様の友人のケルヴィンの方が、絵的にもっとぴったりだったかな? ■SaGa Frontier 2の思い出 このソフトについては好き過ぎて、何をどう書こうか迷う… 前に書いた通り、サガシリーズの難易度は変わらず厳しいんですが、とにかくお話がイイ!。何世代かに渡ってひとつの問題、ひとつの謎を解決する話が元々好きなこともあるけど、貴族の歴史、民間の歴史、双方が年表的な事件記録として絡み合い、とても厚みのある話になっているのが素晴しいです! そして双方の主人公が魅力的な人物なのもいいです! 物語は、ふたりの主人公のそれぞれの人生を辿る形式ですが、まず貴族として生まれたギュスターヴ13世。生まれながらハンデを持つせいで、悲劇的な状況からスタートするけど、それを強い意志で切り開いて行く様が、すごくかっこいいんです!。ふたりの主人公とは書いたけど、真の主人公であるこの人が、本当にかっこいいから支持されている、と言っても過言ではないです。 何故なら今でも、サガフロ2を好きな人の書き込みは、男女問わず彼を「ギュス様」と呼ぶ。私も今でもそう呼びます(笑) それから、もうひとりの主人公のウィルですが、単なる民間人だった彼が、ある物に遭遇したことから、この世界の真の敵を追い続けることになり、家族三代に渡ってその結果を見ると言う、バトルの中心的な筋を行く人です。彼の人生もまた波瀾に満ちてますが、事の本質を暴き、民間人の立場から貴族の歴史にも触れ、最終的な見届け役に至る過程がとてもいいです。 ウィルとギュス様は同じ年でありながら、直接出会うことは一度きりで、そこから見える身分や立場の差、社会背景がよく描かれているのも、この話の優れた所かなと思います。 更に主人公だけでなく、パーティに参加して来る多数のサブキャラも、少ししか出て来ない割に個性的で大好きでした。 と、まず物語の良さから入りましたが、それと同時に印象が良かったのはビジュアルです。当時はポリゴン全盛と言っても、まだ見栄えのするものは少なかった時代。そこで敢えて水彩画風の2Dにして、中世の物語の雰囲気を大事にしたのは、いい選択だったと今も思います。 このすぐ後にスクウェアで、「ベイグラントストーリー」と言う、やはり中世が舞台の評価の高いソフトが出たけど、こちらは手の込んだドット絵で、恐らく当時はまだ、ポリゴンでは雰囲気を出せない判断だったんでしょうね。 今現在(2010年代)はCGの技術が進み、ポリゴンも随分良くなったけど、例えテレビゲームでも、アナログの雰囲気は妙に落ち着くものだな、と、サガフロ2の絵を見る度感じます。何でも3Dにすればいいってものじゃないですね。それでゲーム性が向上するソフトならともかく。 話が逸れましたが、サガフロ2のいい点は、以上のように物語や雰囲気作りがとても良く出来ている上で、前作のサガフロ1と同様に、「閃き」や「連携」を使える所。武器の磨耗数値がちょっと面倒だったりするけど、壊れるとまた別のメリットがあるなど、考えられてると思います。 そんな訳で、私に取っては本当に、何も文句はないサガフロ2ですが、ただ1点、ラスボスのいる最後のステージに致命的バグがある…。引っ掛からない人は引っ掛からないけど、プレーする気のある人は本当に注意です(^ ^;。 それと、サガフロ1のゲーム構成が好きだった人や、同じキャラをずっと使って育てたいタイプの人には、話はともかく、ゲームとして違和感を感じるかも知れない。前途の通り様々な人が関わり、長い年月をかけて目標を達成する流れを楽しめる人、そんなあなたには心からおすすめします(^ ^) あ、書き忘れましたが音楽も大好きでした。ゲーム音楽のCDはほとんど買わない私ですが、このサガフロ2と、MOTHER(1)のCDだけは持ってます。 ☆好きだったキャラ…ギュス様、ウィル、ナルセス、ネーベルスタン ☆好きだった場所…グリューゲル、夜の町、グランヴァレ、ハンノヴァ ☆好きだった技…三角蹴り、三龍旋、なで切り、天地二段、無拍子、スカッシュ ☆好きだった術…デルタペトラ、マグマプロージョン、ハウリングヘヴン ☆一番苦労した所…最後のコンバット「サウスマウンドトップの戦い」 ギュス様エンディングの為に、10回くらい挑戦してやっと勝てた 2013.2.14 更新2017.10.10 |