画

 今回は、書こうと思っていたゲームの資料がみつからず、取り敢えず「桃鉄」にしてみました。と言うか、「キングボンビーを見る度にアヌビスを思い出す」、と書きたかっただけなんですが(笑)。こうして描いてみてもまるで違和感ないでしょ?(体型はともかく)。
 桃太郎の方は、当然と言えば当然ですが声優繋がりで伸です。と言っても、「桃太郎伝説」はほとんど観てなかったけど。年齢的にあれを楽しめる年じゃなかったし、特に声優ファンでもなかったので…
 そんな訳で今回はそんなに語る事がありません(^_^;

■桃太郎電鉄の思い出
 ただ、今思うと、アニメはとっくの昔に終わったけど、ゲームの「桃太郎シリーズ」は出続けてたんですから(「桃伝」もあった)、何処かでオリジナルの声が付いたバージョンを、作ってくれても良かったんじゃないの?、としばしば思います。
 ファミコン時代のゲームは、キャラの声なんて無いのが普通だったけど、今は声がソフトの売りのひとつでもあるくらいだし、PS時代以降の桃鉄シリーズで、是非やってほしかったです!。
 時既に遅し。90年代までだったら恐らくできた筈なのに残念です。

 さて、このゲームを知ったのは、友達がやっていたのを見たのが最初で、多分93年頃だと思います。スーファミ版のSuper桃鉄でした。元々ボードゲームが好きで、小学生の頃は友達の家に行っては、人生ゲームだの億万長者ゲームだの、しょっ中やっていた記憶があり、根本的にすごろく型ゲームが好きみたいです。
 すごろく型ゲームは、モノポリーなど大人向けの物を抜かすと、平等で実力を問わない所が平和で、誰でも遊べるのが美点だと思いますね。

 また、テレビでお笑いタレントなどが、時々桃鉄の話題を出すのを観るけど、彼等と同様、日本国内の名物等を知らなかった私には、かなりお勉強になったソフトでもあります(笑)
 親類が全て近所だったり、ある一ケ所に集まっているような人間には、特に若い頃は、他所の地域の知識はあまり得られないものです。家族に旅好きや鉄ちゃんがいる人はともかく、子供の内はなかなか、お土産や土地の食べ物を買う機会もないことだし。
 そんな、意外に役立つ知識を得られる面も、このゲームの良さだと思ってます。ゲームの形式は、前途のモノポリーを土台にした発想だろうけど、内容的にはハドソンの目の付け所の勝利、と言う感じですね(^ ^)

 ところで、原案者のさくまあきらさんは、昔の「月刊OUT・私立さくま学園」の頃から馴染みのある方ですが、当時ロリコンブームだったせいなのか、本当にそれがご本人の趣味なのか、その頃は何とも思ってなかったです(苦笑)
 けれど仕事には厳しい方のようで、ハドソンがコナミに吸収合併された後、一時「もう桃鉄は終了」と発表されたのは、とても悲しいことでした。意にそぐわない事を命令されるのがとにかく嫌なようで…。
 でもそんなこだわりあってこそ、桃鉄が人気ソフトになった面もありますよね。任天堂が仲裁に入ったか何かで、復活してくれて本当に良かったです。

2008.10.1
加筆更新2016.12.1
「桃太郎電鉄2017」は3DSで2016年12月に発売されました。